「正直、『M-1(M-1グランプリ)』の審査員の話って来たでしょ?」
「ふんわりは来ます。御大お二方が、どうなるかっていうので、スタンバイはしといてください的な感じはある…」
ナイツ・塙宣之の質問に、そう返したのは、NON STYLEの石田明。塙のYouTubeチャンネル〈ナイツ塙の自由時間〉の、1月13日付け投稿回〈NON STYLE石田登場!M-1王者が語るネタの「採点」ポイント【ナイツ塙の笑辞苑】〉でのことだ。M-1では、昨年の「M-1」後に上沼恵美子とオール巨人が“審査員卒業”を表明。両者の代わりに誰を新たな審査員として起用するのか大きな注目が集まっているが、そんな中で、冒頭のやりとりが交わされた形だ。
それにしてもNON STYLEといえば、日本一の漫才師を決めるコンテスト「M-1」の2008年大会で優勝を果たすも、翌09年大会にも参戦。準決勝敗退となるが、敗者復活戦から勝ち上がり、最終決戦の3組に残った。結果は、パンクブーブーに優勝を譲った形になったが、「M-1」王者が間を空けることなく連続出場した初の事態に世間は驚いたものだ。
それほどの実力派コンビの石田は、この動画の中で、「もし『M-1』の審査員だったら…」といった話に及ぶと、各20点の5項目に分けると持論を展開。「技術」「真新しさ」「おもしろさ」「笑いの量」に加え、「『M-1』という20点がある。これが結構デカい気がするオレ」とした。
その中身は、他の芸人の名前を出してウケを狙うといった手法などは「M-1」らしくなく、減点対象になると話す石田に、「M-1」審査員常連の顔となっている塙は、「マジすか!?ここ、すごいコツじゃん」と食いつく一幕も見せたのだった。
視聴者から〈石田さんは今年のM-1審査員に決まりだな。〉〈巨人師匠上沼さんが本当に今年から辞めるなら、石田さんは審査員候補筆頭だよなぁ〉といったコメントが見られた。
はたして、今年末の「M-1」に石田の登板はあるのだろうか…。
(ユーチューブライター・所ひで)