応援したくなる人が続出!?
青森県弘前市を中心に活動するご当地アイドル「りんご娘」のメンバーで、タレントでもある王林が、テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で3月3日に公開された動画に出演。今後、上京する可能性について言及した。
同グループは今年3月31日に王林を含めた4人の現メンバー全員が卒業することがすでに発表されているが、今回の動画で共演したお笑いコンビ納言の薄幸から「卒業するでしょ? まだ上京してないの?」と質問されると、王林は「してないです」と返答。
続けて、「まだとかじゃなくて、上京する気ないです」と、ご当地アイドル卒業後も上京する気がないことを告白。また、その理由について聞かれると、「だって、青森が好きだから。こっち(東京)にいると体調おかしくなったりする」と、自身には青森が合っていると説明していた。
王林によれば、東京の仕事は青森での仕事に比べてエネルギーを倍近く消費するとのことで、「(エネルギーを)充電するためにはやっぱり青森に帰らないと、東京の仕事も頑張れなくなっちゃう」と補足していた。
この動画を見た視聴者からは、ネット上で「自分は青森県民じゃない地方民だけど、応援したくなった」「上京して芸能活動に本腰を入れれば、ハシカンみたいになれる可能性もあるのに偉い」「東京に慣れて方言がなくなっちゃう人もいる中で、ずっと方言なのも好感持てるな」などという声があがった。今回の動画を見て、より王林が好きになったという人も多いようだ。
「卒業発表の際の公式サイトのコメントを見ると『私はこの4人でりんご娘として生きていきたいという想いが強かった分、受け入れ難く、リーダーとしてなんとかこの4人のりんご娘を存続させる道はないか、色々と模索しました』と綴られており、グループ存続派であったことが分かる王林。結局は、新たな目標に向かって進みたいというメンバーの意思を尊重して、”この4人でなければりんご娘ではない”という思いもあるため、自身もグループから卒業することを選択していますが、グループの中で唯一、全国ネットの地上波番組でも引っ張りだこな存在でありながらも、地元・青森愛、さらにメンバー愛が強く、好感度が爆上がり中です。また、王林は芸能人の友達もいないようで、その理由については『もしかしたら裏があるんじゃないかとか思って誰とも絡まないようにしようって…怖いんだよな~東京は』と答えており、今回の動画で共演した薄幸からのLINE交換にも応じていませんでした。そこまでする必要はないようにも思えますが、それだけ東京に染まりたくないという思いが強いということでしょう」(エンタメ誌ライター)
そんな王林の最終的な目標は青森県知事になることとのことで、「本気で青森を世界の中心にしたいんですよ」と、壮大な夢を明かしていた。さすがにそれが実現するかはわからないが、ご当地アイドル卒業後も青森県のPR活動に大きく貢献していくことは間違いないだろう。
(田村元希)