いまがまさに旬の女優と言えば、広瀬アリスだ。芸能デスクも手放しで評価する。
「今年に入り5本のCMが解禁されたほか、4月期は『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)、『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』(日本テレビ系)と2本のドラマに出演する人気ぶり。しかも、単なる脇役ではなく主演クラスが同時期に掛け持ち出演することは、異例の扱いです」
勝ち馬に乗り、人気者に乗じて生き残るのが定石の芸能界のなか、まさにその頂点に達していると言っても過言ではない活躍ぶりなのだ。
「業界内では、あまりの売れっ子ぶりに“今や妹のすずを完全に超えた”とも言われています。4年前の『探偵が早すぎる』第一作目に出演したときには、すずのバーターで深夜ドラマにキャスティングされたと指摘されたほど。その転機となったのは、NHKの連続テレビ小説『わろてんか』で演じたやさぐれキャラでした。以降、マジギレ役が同世代の女性からの支持を得て、活躍の場を急激に増やしたわけです」(前出・芸能デスク)
その最たる例が、20年秋に放送された「知ってるワイフ」(フジテレビ系)でのモンスター妻役だった。
「このドラマでの共演をきっかけに、関ジャニ∞の大倉忠義と交際に発展。ジャニーズ事務所はこれを肯定も否定もせず、事実上の容認状態にあります。これまでのジャニーズであれば、タレントの商品価値が下がるため完全否定するのが当たり前だったんですけどね」(前出・芸能デスク)
アイドルに恋愛スキャンダルは命取りのはずだが、ジャニーズ担当記者はこう解説する。
「誰もが知っている通り、大倉は居酒屋チェーン『鳥貴族』の創業者一家の長男です。そのため大倉本人、芸能事務所に所属することに固執していないとも言われ、一方のジャニーズは彼を怒らせて辞められては困る。8人いた関ジャニメンバーもいまや5人となり、これ以上欠けることはなんとしても避けたいようですからね」
そんな事情もアリスは十分にわかっているのか? であれば、末は社長夫人女優かも…。