芸能

鳥居みゆきも大倉忠義も…これはパクリだらけ!フジテレビ「ポップUP!」がヒドすぎる

 4月にスタートして早や1か月。フジテレビの「ポップUP!」が「ひどいひどい」という声はあちこちから聞こえてきたが、そうは言っても前番組「バイキング」の坂上忍のように『圧』がないだけマシ、と思っていたが、4月27日の放送を見て「これはひどい」と驚いた案件が…。

 この日のトップでいきなり画面に出てきたのは、鳥居みゆき。「話題の芸能ニュースをポップな切り口で一挙に紹介!」する「エンたね」コーナーでのこと。

「タレント・鳥居みゆきがきのう深夜、テレビ番組で一般男性と離婚していたことを電撃発表。理由はメール送信を間違えた誤爆離婚か」などと伝えるものだった。

 何がひどいのかというと、これは前日の「有吉クイズ」(テレビ朝日)内で鳥居が発表したもので、まんま番組の内容を伝えているだけ。写真も過去のもので、本人への取材もない。その上、まるごといただいたくせに「有吉クイズ」の「あ」の字もなく、画面には「バラエティー番組より」とあるだけ。

 その後も注意深く見ていたら、4月28日の放送「明日花キララ整形告白」でも、前日の「ホンマでっか!?TV」での発言を紹介。こちらは同じ局だからか「きのう放送『ホンマでっか!?TV』」というテロップ付きで、映像の一部を使用。その次の「ピスタチオ解散発表」の話題も、解散を発表したYouTubeの映像を流すだけ。

 5月1日放送「関ジャニ∞大倉忠義活動休止」でも過去の大倉の映像に合わせて、スポーツ新聞の記事を読み上げる手法。ジャニーズの先輩・東山紀之のコメントも紹介していたが、「きのう放送 情報番組で」とあるだけ。「サンデーLive!!」(テレビ朝日)と、なぜ書かない。

 というか、取材もせずに他局の番組をアレンジして放送って、これはひどすぎる。

 テレビを見て取材もせずに記事を書く人を「コタツライター」と言うなら、他局の番組をそのまま番組にしてしまうのはさしずめ「コタツ番組」。番組制作者のプライドの無さと常識の無さに驚く。

(堀江南)

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