今年は全国各地の梅雨明けが平年よりも大幅に早く、多くの地域で最高気温35度以上の猛暑日が続いている。
そんな中、6月26日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系列)に出演したメインパーソナリティの有吉弘行が、熱中症の恐ろしさについて語る場面があった。
有吉は番組冒頭から「暑いね! 2日連続35度以上」と猛暑について触れ、「急に暑くてさ。徐々に体を慣らせていかなきゃならないのにさ」とぼやいた。
アシスタントのマシンガンズ西堀亮は、バイトの土木作業の現場での熱中症の危険性について語り、「ときどき声を出し合うんですよ。何でかというと、熱中症は『声』に来るんですよ」「『OS-1』(経口補水液)が美味しく感じたらアウトって、みんな言うんです。あれを一気飲みできると、体が欲しているということ」などと説明。
すると有吉は、「俺も熱中症になったことあるから」と言い、「寒気が止まらないんだよな、暑いのに。夜、クーラーも止めて窓も開けて、30度ぐらいにしてんのに、震えが止まらないんだよ。なんだろうと思って。そしたらそれ、熱中症だよって言われて」と、自身の経験を振り返った。
「有吉によれば、その日は昼間のロケで直射日光を浴びまくり気力で乗り越えたものの、収録が終了して解散したとたん、一気に寒くなって体調を崩したといいます。夏場の撮影は、ロケもスタジオも熱中症対策は必須。例えば東映では2019年10月、『仮面ライダーを救え!暑さ対策ハッカソン』と題し、特撮作品にかかわるスタッフに暑さ対策グッズのメーカーや産業医などを交え、丸一日かけてワークショップを実施していました。昨今は旅番組の流行りでロケも多く、現場スタッフは苦慮しているようですね」(芸能ライター)
ともあれ、西堀や有吉の症状の話は参考になるかもしれない。
(鈴木十朗)