俳優の杉浦太陽が、1100万円のキャンピングカーを買ったという。自身のYouTubeで購入までの経緯を明かし、愛妻・辻希美の好みに合った内装を選ぶ様子など、幸せオーラを振りまいているが、1100万円の出費には相応の「リスクとリターン」がありそうだ。アウトドア雑誌の編集者が言う。
「家族でキャンプを楽しむと公言している杉浦さんは最近、アウトドア関連の仕事が増えてきた。今回、キャンピングカーを買ったキッカケも、アウトドア関連の営業だったといいます。キャンプといえば『ひとりキャンプ』を大ブームにした立役者のヒロシさんを思い出しますが、再ブレイク後のヒロシさんはYouTube、旅番組のギャラとは別に、アウトドア用品メーカーのスポンサー料や版権の固定収入だけでも、年収1500万円はくだらない。杉浦さんが家族でキャンプとなると、往年のモー娘ファンの複雑な心境もくすぐり、注目度は高く、キャンピングカー購入資金の元はすぐに取れるでしょう」
そんなリターンを挙げる一方で、近年のキャンプ場はトラブルと危険に満ちている、とも話すのだ。
「当たり前のことですが、キャンプ場、オートキャンプ場は、利用客以外でも簡単に立ち入れます。窃盗は日常茶飯事で、女性利用者が盗撮、性犯罪に巻き込まれる事件も起きています。夜中にテントのファスナーが外から開けられて、10センチほどの隙間が開いたと思ったら、スマートフォンを持った手がぬうっと入ってくるという、ホラーまがいの恐怖体験をした人も。19年9月、山梨県のキャンプ場で小学生の女児が行方不明になった事件も、記憶に新しいでしょう。杉浦さんは今回、車種まで公言してしまっているので、車種と車体の色から『身バレ』する危険が高い。パパラッチだけでなく、犯罪目的でキャンプ場を物色する不審者に、高速道路上から狙いをつけられるリスクがあります」
ちなみにヒロシはキャンプ場で盗撮被害に遭い、「今はキャンプブームでクソみたいに人が来てるから。切羽詰まって山を買った」そうである。杉浦と辻も、あらぬ盗撮に要注意、である。