CBCテレビの江田亮アナウンサーが組合費約4000万円を「着服」していたと、12月9日発売の「FRIDAY」が報じたことで、局内は大混乱に陥っている。
同誌によると、18年から21年に組合の財務長だった江田アナは、預かったお金を投資に回していたという。今年9月に役員が変わったタイミングで発覚した。CBC関係者が嘆息する。
「先週、局内の上層部がしどろもどろになりながら『アナウンサーが…』と呟いていたから、何が起こったのかと探ったら、この件だった。江田アナは現在33歳で、全国ネットの情報番組『ゴゴスマ』のほか、スポーツ中継の実況も担当。将来を嘱望されていただけに、周囲のショックは大きい」
すでに依願退職したというが、本人の意思はあくまで「他部署に異動してでも、会社に残って仕事をする」というものだった。
「ですが『辞めないなら、弁済したとてしても刑事告訴する』と迫られたといい、断念した。しばらく後に、フリーアナとして再出発を図る意向のようだ」(前出・CBC関係者)
組合側も、このスキャンダルに憤慨している。
「われわれの大切なお金に手をつけただけでなく、周囲には『衣服にこだわりはない』と言いながら、投資で得た利益で有名ブランドを買い漁っていた。言ってることとやってることにあまりに齟齬があるので、怒っている者は多い」(前出・CBC関係者)
魔が差した、では決して済まされない。