阪神が、岡田彰布監督が発する名ゼリフ「そらそうよ」を商標登録出願したことが分かった。
球団は過去、03年の星野仙一政権時代にリーグ優勝した際、前年に球団と関係ない人物が「阪神優勝」を商標登録していたことが発覚。一時は巨額の手数料を払って譲り受ける事態に発展しかねない状況となり、手を焼いた経緯がある。 「そらろうよ」「アレ(優勝)」「おーん」「そういうことやんか」など、岡田監督は数々のパワーワードを生み出している。球団関係者が言う。
「今後もどんなフレーズが飛び出すか分からないが、来シーズン優勝すれば、様々なグッズ製作に取りかかることになる。その際、またトラブルにならないように、念には念を入れた方がいい」
球団OBもチーム内の事情について、
「阪神は他球団を圧倒するほど、グッズのロイヤリティーがすごく高い。そこを逃すのは商売としてもかなりの痛手になるから、本気モードなのだろう」
もっとも岡田監督は、商標登録について「知らんかったよ。新聞で見たわ」と苦笑い。自身のセリフが商品化されることで「使用料入るんか」と笑い飛ばしたが、
「生活に全く困っておらず、お金には無頓着な岡田監督らしいコメントですよ」(前出・球団OB)
これで一件落着といきたいところだ。