NHKの鈴木奈穂子アナが6月30日放送の情報番組「あさイチ」に出演した際、番組冒頭の「朝ドラ受け」でまたもや号泣していた。
この日、放送されたNHK朝の連続ドラマ小説「らんまん」第65回では、万太郎(神木隆之介)の祖母・タキ(松坂慶子)が亡くなるシーンが描かれた。「あさイチ」ではキを演じた松坂がプレミアムトークに出演。「おはようございます」と挨拶すると、鈴木は「ありがとうございましたって感じ。すみません。今日、仕事にならないかも」と大号泣した。
鈴木アナは2021年11月25日放送の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第19話で、ヒロインの父親・金太(甲本雅裕)の死がナレーションで伝えられた際にも、「ダメだ、もう…」と号泣。さらに第109話では、娘のことを思いやらなかったことを懺悔したアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿に、番組冒頭から「すみません、もう…ちょっと、お化粧かなり崩れました」と涙を流している。
テレビ誌ライターが語る。
「鈴木アナの朝ドラ受けの涙にもらい泣きする視聴者がいる一方で、一部からは『プロのアナウンサーとしていかがなものか』という声も上がっています。今回は、タキを演じた松坂慶子が生出演したこともあって、思わず感極まってしまったのでしょうが『またか…』と呆れた人も少なくなかったようですね。『あさイチ』の視聴者の多くは朝ドラからの流れで番組を見ていますが、そもそも見ていない人にとっては朝ドラ受け自体が無用。いきなり涙されてもポカンとするしかありませんからね」
これまでも朝ドラ受けに関しては賛否両論があり、オープニングから少し経ってからチャンネルを合わせるという視聴者も少なくないという。鈴木アナが感情豊かなのは分かるが、涙は自宅まで取っておいたほうがいいかもしれない。
(ケン高田)