セ・パ交流戦に入って6月4日時点でまだ1勝しかできない阪神。岡田彰布監督に対する風当たりが徐々に強まり始めている。
ロッテ戦ではサヨナラ負けを2度も喫したことで「もうええやろ!」と声を荒らげる一幕があったが、
「今年に入って2度もメディアの取材を拒否するなど、荒々しい対応。番記者からは距離を置かれ始めていました。それでも成績を残していればダンマリを続けられたと思いますが、これだけ勝てないとなれば、事態は変わってくる。目下、どのメディアが口火を切って岡田采配批判に転じるか、互いに様子見している状況です」(在阪テレビ局スタッフ)
ことさらツッコミが入るのは補強、トレードなど編成面のことだろう。助っ人投手は補強したが、野手はノイジーとミエセスを残留させるのみ。それがなかなか使いものになっていない。
「かといってFA補強やトレードを大胆に展開するでもなく、現状維持でセ・リーグ2連覇を目指すことを決めた。ここに最も批判が集まりそうです。球団には口うるさい岡田監督を毛嫌いするフロントが一定数いることは有名ですが、今後はそこからの不平不満がメディアに流れ、球団崩壊が始まるかもしれません」(前出・在阪テレビ局スタッフ)
弱虎になれば身内が足を引っ張り出す。また歴史は繰り返されるのか。