中村奨成、菊池涼介、松本竜也、上本崇司…彼ら赤ヘル戦士たちの共通点をご存知だろうか。実は全員、過去に女性トラブルを起こしている面々である。そして今回、この不名誉なリストに新たなメンバーが加わった。2016、17、18年、広島リーグ3連覇の立役者、田中広輔だ。
10月1日、広島はクライマックスシリーズ出場に望みをかけてDeNAと対戦したが、わずか4安打1得点しかできず、3-1で敗れた。あと一本がなかなか出ない展開にファンのストレスは高まるばかりだったが、代わりに炸裂したのが「文春砲」だった。
記事によると、田中は9月18日、遠征先の品川のホテルで女優・松岡茉優似の30代美女と密会。田中には高校時代の同級生で2013年に結婚した妻がおり、2人の間には小さい子供がいる。女性のインスタグラムからは田中と思われる人物の写真が流出しており、不倫は確定的といっていい状況である。
田中はすでに9月20日に出場選手登録を抹消されており、新井貴浩監督は「結果が出ていない、単純に」と説明していたが、もしかしたらこの時点で不倫記事が出ることが分かっていたのかもしれない。広島ファンはアキレ返っている。
〈月間20敗のあとにこれ。マジで救いがなさ過ぎる〉
〈やっちゃったなぁ。ただでさえ年々成績落とし続けて風当たり強かったのに〉
〈どいつもこいつも下半身ゆるすぎる!〉
田中は今季66試合に出場し、打率1割5分6、2本塁打、7打点と精彩を欠いている。そんな状況で不倫に溺れていたというのだから、ファンは心底ガッカリしたのではないか。
広島の鉄人・衣笠祥雄はこんな言葉を残している。
「スポーツ選手はいつも子供たちの手本でなければダメなんです。将来、大きくなって、あんな人になりたい、だから頑張るんだ…そう思われるプレーヤーでなければいけないんです」
広島の選手は今一度、この言葉に耳を傾けてはどうか。
(ケン高田)