藤川球児監督体制に代わり、いよいよ開幕戦を控える阪神。足元ではすでに「ゴタゴタ」が起きていた。球団OBが内情を伝える。
「3月半ばには2人体制だった1軍マネージャーが突然、1人追加されて3人体制に変更されました。加わった人物は今シーズンから2軍の編成面を任される部署に異動したのですが、古巣のマネージャーに戻った形です。聞けば1軍マネージャー2人の段取りと仕切りが悪すぎて、藤川監督の逆鱗に触れてしまった。まだ公式戦も始まっていないのに…」
そして3月26日には、球団人事が発表された。
「谷本修球団オーナー代行が外れ、粟井一夫球団社長が新たに兼務することになりました。2人は球団親会社の阪神電鉄同期入社ですが、近年は敵対心を強く抱くことが多くなった。特に谷本氏はエリートコースの京大出身でしたが『どうしても球団経営をやりたい』とこだわって、タイガースに来た身。それを電鉄内では序列が下の粟井社長に、その立場を奪われることになるとは…。会社人事は分からないものですね」(阪神電鉄関係者)
開幕してもゴタゴタ劇は続くのか。