ある下着メーカーが女性948人にアンケート調査した結果によれば、「あなたは現在、夫(あるいは彼氏などの男性)の下着を買っていますか?」という問いに、「代理で買ってる」「一緒に買ってる」が48%、夫が「自分で買っている」が52%と解答。約半数が、男の下着を妻などの女性が代理で購買していることがわかった。
また、価格帯も単価1000円以下のものが5割程度であり、男性の下着に対する意識の低さも見受けられる結果となった。
“パンツなんて、履ければいい”と、女性に比べて我々男たちはパンツにファッション性もコストもかけてこなかった。しかし、「それはいいアンダーウェアを履いたことのある男性が少ないから」と、ファッションライターは話す。
たとえば女性用の下着を長年開発、商品化してきたワコールが、男性用下着を作ったらどうなるか。25年前に同様のコンセプトで誕生した男性向けアンダーウェアブランド「BROS(ブロス)」は、その後25年間、ノウハウを積み重ね続けている。最近の新製品群は、かつてない履き心地に到達していると言う。
「約50年の歴史があるワコール人間科学研究所の、延べ数万人分の3D計測データを基にパターン設計したそのシルエットは、レディースインナーの開発思想でもある“ジャストフィット思想”を受け継いだ快適な履き心地とシルエット。また、生地にもこだわり、天然由来素材『リヨセル』を用いたナチュラルタッチで肌にやさしいニットトランクスや、レディースのショーツで使われるようなハイゲージで薄手の滑らかなボクサーパンツなどもラインナップされ、バリエーションも多彩です」(前出・ファッションライター)
また、BROS(ブロス)では暑さ、寒さ、ムレ、こもり、そして身体の動きなどにも配慮。例えばボクサーパンツ愛用者の中にはムレるのを嫌い「夏だけはトランクスをはく」という人も多いが、そんな人にもオールシーズン着用できる高機能性を掲げるものも多いという。
ビジネスマンのスーツスタイルも細身のシルエットがトレンドの昨今、ならばその下に履くインナーもまた、シルエットにこだわりたくなるのが筋というもの。
「男が知らなかった気持ちよさ。」というキャッチコピーを謳ったアンダーウェアブランドBROS(ブロス)。これを機会に「いい下着」に触れて、人知れず大人の贅沢を堪能してみるのも悪くない。
【参考】 http://www.wacoal.jp/bros