4月11日スタートのドラマ「ドS刑事」(日本テレビ系)は2話目の放送を終え、各キャラの個性が見えてきたところ。なかでも注目が、ジャニーズタレント2人の役どころだ。
主人公・黒井マヤとタッグを組むヘタレ巡査、代官山脩介を演じるのは、関ジャニ∞の大倉忠義。そして自らのドM気質に目覚める巡査・浜田宗一郎役は、Hey!Say!JUMPの八乙女光が務めている。
まず大倉は、2013年に出演したドラマ「お天気お姉さん」(テレビ朝日系)でも刑事役を務めており、警察官の役はハマっていそうだ。また、この「お天気お姉さん」では、新米ゆえにミスが多く、上司から“ゆとり”と名付けられてしまった。打たれ弱いという精神面は、「ドS刑事」での“ヘタレ”と共通するものを見せている。
一方の八乙女は、そのヘタレである代官山(大倉)の姿を見るうちに自分の中のドM気質に気付いていくという役。そんな八乙女はかつて、自らを「Mなのかな」と告白していたことがあったのだ。
これは昨年12月に放送されたHey!Say!JUMPの冠番組「いただきハイジャンプ」(フジテレビ系)の記者発表会で明かされたもの。同番組では視聴者から「Hey!Say!JUMPにやらせたいこと」を募集していたが、八乙女は「何でもやりたいなと思います」「怖いことにも突っ込んでどんどんやりたい」と、進んで逆風を受ける気質を披露。それをチャレンジ精神という言葉ではなく、あえて「M」と表現するあたり、まさにM気質の持ち主なのかもしれない。
しかもこの「いただきハイジャンプ」では、関ジャニ∞大倉が考案したという寝起き50メートル走にHey!Say!JUMPが挑戦する場面も。このとき八乙女は、「Hey!Say!JUMPはみんな大倉くんのことが大好き」「おかげで僕らの素をさらけ出すことがまんまとできました」と大倉への好意と感謝を口にしていた。
このようにジャニーズ内での相性もバッチリな大倉&八乙女コンビが、それぞれのヘタレっぷりとドM気質を前面に押し出している今回の「ドS刑事」。ドラマのタイトルこそドSだが、視聴者にとっての見どころは大倉と八乙女のいたぶられっぷりにありそうだ。