世界では約15億人以上の人が薄毛に悩まされていると言われており、発毛・育毛グッズ産業は依然、衰えを知らないが。そんな中、究極の発明と言われているのが、かぶるだけで毛が生えるというアメリカ生まれの発毛ヘルメットだ。
このヘルメットの名前は「セラドーム」。FDA(アメリカ食品医薬品局)より認可された商品ということもあって発売から8カ月で4万台が売れたという。
ヘルメットから頭皮に医療用レーザーとLEDを用いたLLLT(低刺激の光線治療)が照射されて頭皮の老化した細胞を刺激、活性化させ、抜け毛を防止し育毛を促進させるというのだ。
このヘルメットを発明したのはケネディ宇宙センターの元NASA科学者、タミム・ハミドさん。自身が薄毛で悩んでいたことが開発のきっかけだという。彼が発毛していく様子は公式動画「Theradome Laser Helmet」で確認することができるが、「週2回20分間ずつ使用。3カ月以内には抜け毛が減り半年ほどで髪の太さや量や質に変化が、1年で発毛の効果が現れ、2年以上使用すれば髪が増えている」(公式動画から)というから根気は必要なようだが、動画を見るかぎりではタミム・ハミドさんの頭がフサフサになっていくのがわかる。
ちなみに販売価格は795ドルと発表されている。