7月5日より放送が開始されたドラマ「デスノート」(日本テレビ系)は初回の視聴率が16.9%と高視聴率を記録したものの、設定の改変や出演者の演技によりネットでは批判が殺到している。その中でも特に厳しい声が上がっているのがヒロイン・弥海砂(あまね・みさ)演じる佐野ひなこの起用だという。
「ネット上ではデスノート映画版の戸田とドラマ版の佐野が並べられた写真が拡散されており、それを見た視聴者からは『映画のミサはよかった』と戸田を評価する声が多数。また佐野に対しては役名のミサミサという呼び名をモジって、『ブサブサ』というあだ名で呼ぶ人もいるなど、バッシングが続いています。しかし中には『地下アイドルなのだから佐野のルックスにはリアリティがある』と佐野はドラマの設定に溶け込んでいるという見方もあるようです」(芸能誌記者)
そんな佐野演じる弥海砂をドラマで見た視聴者からは、「やはり戸田のミサミサは天使だった」「もうブサブサじゃ嫌だ!」という声が相次いでおり、9年の時を経て戸田の再評価が高まっているという。
「今でこそ戸田は絶賛されていますが、2006年の映画版公開当時は彼女も原作ファンから猛批判されていました。戸田の場合はルックスの問題よりも、声の低さがネックだったみたいですね。ですがドラマの佐野はケバいメイクや顔のむくみなども重なり、さらにファン受けが悪かった。そのため過去に演じた戸田へ9年越しで賞賛の声が集まることになったのでしょう」(映画誌記者)
とはいえ、戸田の出演するドラマ「リスクの神様」(フジテレビ系)も初回視聴率が7%と爆死しており、今期はどちらのミサミサにとっても厳しい日々となりそうだ。
(森嶋時生)