7月18日公開の映画「HERO」で出産後初めて映画出演を果たした松たか子。8年前に爆発的人気を誇ったドラマの映画化なだけに、興行収入もまずまずだ。
「松は今年の3月30日に公式ホームページで女子を出産したことを報告しました。高齢出産の帝王切開、しかも彼女は業界でも五本の指に入るヘビースモーカーだったので心配されましたが、妊娠した後、しばらくやめていたようですね」(音楽関係者)
出産後も松のもとには仕事が続々と舞い込んでいる。4月から公開の映画「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」では日本語吹き替え版のエルサ役を担当。また多数のバラエティにも出演している。そして、この出産がさらに嬉しい“副産物”をもたらしたと関係者は語る。
「松の夫で音楽プロデューサーの佐橋佳幸と父の松本幸四郎は、結婚前から相性が合わず不仲が続いていました。しかし、長女が生まれたことにより関係が修復されつつあります」(歌舞伎関係者)
そもそも松と佐橋の結婚に反対していた幸四郎。16歳年上でバツイチの佐橋との結婚に大きな難色を示し、その態度は二人の結婚後も続いていた。
「夫の佐橋さんは関係を改善しようと、幸四郎さんの舞台は一人でも欠かさず観に行って楽屋挨拶も欠かしません。ところが幸四郎さんは“半無視状態”。相当落ち込んでいたようです」(前出・歌舞伎関係者)
ところが、出産を機に事態が好転。
「松が出産後2カ月で仕事に復帰したことから、佐橋と協力して子育てをするようになったのです。お互いの自宅が徒歩5分ということもあり、頻繁に行き来して子どもの面倒を見ているようですよ」(写真誌記者)
しかし、ここまで急速に親密になったのには、他にもある理由があるという。
「産まれた赤ん坊が女の子だったから良かったのでしょうね。これがもし男の子だったら、おそらく歌舞伎の世界に入れる入れないで揉めるでしょうから‥‥」(事務所関係者)
しかも、顔を合わせるたびに、「次は男の子を頼むよ」と、冗談交じりで言われているという噂もある。確執が再燃しなければいいのだが。
(村上トマト)