8月2日、タレントのつるの剛士が「マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演。2009年に第四子のために育休を取った際、事務所の了解を得る前にマスコミに公表する作戦で成功したことを明かし、話題になった。
「第三子の頃、子育てに奮闘する奥さんを見て『次の子の時は協力しないと』と誓ったそうです。また、事務所の方針ですが、『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)でおバカキャラを演じたことで子供たちがバカにされるかもしれないと思い、その分、ちゃんと子育てしようと思ったと言っていました。当時、育休を取る男性タレントは珍しかったですからね。打算ではなかったと思いますが、結果的にその後、『イクメン』の代表格として人気者になりました」(お笑い関係者)
そのつるのが、「結婚前は子供の話をしても理解してもらえなかったのに、今では話が合う」と言っているのが、くりぃむしちゅー・上田晋也だという。上田は2006年に長女が、2010年に長男が誕生している。芸能関係者が語る。
「上田さんは独身時代、あまり子供が好きじゃなかったんです。それが、長女の風花ちゃんが誕生してからは変わり、友人の子供の誕生日にイニシャル入りのセーターとかをプレゼントするようになりました。多忙で子供たちと一緒に過ごす時間が短いので、『オレのことを忘れられては困る』と、自分の出演番組はほとんど観させているそうです。また、独身時代は『芸人は親の死に目に会えない』と覚悟していたそうですが、今は、『あれって会いに行かなきゃダメだな。だって、親は子供に会いたいもんなぁ。俺が死ぬ時は、娘と息子に来て欲しいもん』と言っていました」
出演番組で「子供ができて気付いたことがたくさんある。今が一番幸せだよ」と語った上田。子供たちは上田の人生観までも変える存在のようだ。
(中村葵)