飛ぶ鳥を落とす勢いで、来年公開の「ちはやふる」でついに映画の初主演を射止めた広瀬すず。競技かるたを題材にした人気コミックの実写版だが、実は最初に声がかかったのは能年玲奈だった。
「能年は事務所からの独立騒動で、とてもじゃないが役を引き受けられる状態じゃなかった。そこで白羽の矢が立ったのが、原作と同じ女子高生の広瀬でした」(映画ライター)
実は広瀬が初めてドラマのヒロインとなった「学校のカイダン」(日本テレビ系)だが、こちらも当初のオファーは能年だった。これには能年サイドが「女子高生の制服を着る役は卒業させたい」との意向で断ったことで、代役になったという経緯がある。
事務所とのトラブルはいまだ解決の糸口の見えない能年だが、広瀬にとってはこの状況はおいしいようだ。