「アイドル戦国時代」と言われる現在、自分もなりたいと憧れを抱く10代女子が日本全国にいる。そんな中、やはりこの数年、ぶっちぎりで人気があるのがAKB48グループ。最近では乃木坂46の人気もハンパなく、やはり別路線からブレイクするのはなかなか難しい現状だ。
しかしどちらも大所帯グループのため、メンバーになってみたはいいが、その後は残念ながら埋もれてしまうメンバーが大半だ。よって、メンバーたちは常に自分たちをどうアピールしていくか模索している。
その中で最近、目を引くのが男性との交際経験がないことを自ら大胆告白し、ウブなファンのハートをググッとつかむメンバーたちだ。
乃木坂46・中田花奈はブログで男性との交際経験がないことを告白。またNMB48のメンバーで、7月に発売された同グループの12枚目シングル「ドリアン少年」でセンターに指名された新鋭・須藤凜々花に至っては“男性未経験”であることを公言してしまった。しかし、ここまであけすけのアピール、はたして本当に効果があるのだろうか。
「自ら宣言する必要があるのかと聞かれたら微妙なところでしょうが、何かしなければならないというスピリットはあったのでしょう。交際ゼロ宣言の中田はデビュー当時から選抜常連メンバーでしたが、現在は非選抜が続き、伸び悩んでいます。ところがそんな彼女は、乃木坂イチのバストの持ち主。今回の発言はムラムラ目線で見ているファンにとっては相当需要があったのではないでしょうか。同じく須藤はセンターへの大抜擢にあたって、他の推しメンがいたアンチたちからあらぬ噂を立てられたため、思わず口にしてしまったような形です。本来、スルーすることがベストだったんでしょうが、表舞台の経験が浅いメンバーだけに早まってしまったのでしょう。ただ、不器用ながら噂を真向から否定した彼女の姿勢を評価する声も多く、やはり人気は上昇中です」(アイドル誌ライター)
ファンの間では「なんだかんだで完全な純白アイドルのほうが推せる」「何とかしようという姿勢に好感が持てる」という肯定派、「そんなことでファンになるかの基準を設けていない」「ちょっと赤裸々すぎ」などの否定的な意見も出ており、賛否両論に分かれているのが実情だ。
もはやグループ内でも「戦国時代」。純粋なファンの気持ちを理解してくれるのはうれしいが、くれぐれも行き過ぎたカミングアウトにはご注意を。
(佐伯シンジ)