剛力彩芽が女優活動を休止することを発表した。
剛力は9月2日に4枚目のシングル「相合傘」をリリースしたばかりで、今後は歌手活動に専念していくということだが、その進路変更に早くも不安視する声が各方面からあがっている。
2013年7月リリースのデビュー曲「友達より大事な人」のサビ部分のプロペラダンスが話題になり、ユーチューブでの現時点の再生回数が1900万回超えの大ヒットを記録。剛力のダンススキルが凄すぎると噂されたことで、それをAKB48の峯岸みなみが振り付けのモノマネを披露するなど、その年の日本国内動画の再生回数で5位にランクインしたのだ。
だが、その後リリースするCDシングルはいまいち浸透せず。今回のシングルも前回から約1年ぶりのリリースということもあって、「ゴーリキってまだ歌手やってたんだ?」と気づかされた人も多いようだ。
「最新曲である『相合傘』もユーチューブでMVを公開して1カ月が経過しましたが、再生回数はわずか4万回に留まっており、かつての輝きには程遠い状況です。タレントの西内まりやも歌手活動を昨年スタートさせているが、悪戦苦闘していますよね。ただ、西内の場合は女子中高生のファンが多い。固定のファン層を持つ西内のほうがまだ巻き返す可能性がある」(週刊誌記者)
一方で「そもそも事務所はもう見切りをつけているのでは?」という見方も強いようだ。
「剛力は現在、事務所の後輩であるアイドルユニット『X21』が主役の金曜深夜のバラエティ番組『GO!オスカル!X21』のMCを務めています。旬なタレントをゴリ押ししていく事務所の伝統もあって、もう剛力のブレイクはあきらめ、後輩の教育係を押し付けているようだと語るメディアもいますね。にもかかわらず、本人が何を悟ったのかわかりませんが、AKBグループとジャニーズ以外は全くCDの売れない音楽業界の現状で、歌手1本で行くとは‥‥捨て身の策にも程がある」(芸能誌ライター)
ネットなどでは「ついに、ゴリ押しキャンペーン終了だな」と、もう終わったタレントとしてカウントされているようだ。
しかし、一部でも取り沙汰されてはいるが、彼女の真面目さや性格の良さは現場でも評判だ。剛力は11日放送の音楽番組「ミュージック・ステーション」(テレビ朝日系)に出演が決まっており、完全にノーチャンスというわけではない。ここで新作ダンスの「Aダンス」がどこまでヒットするのかに注目が集まる。いずれにせよ、剛力にとっては今後の芸能生活を左右するターニングポイントかつ、ラストチャンスとなりそうだ。
(佐伯シンジ)