芸能

爆笑問題・太田光がとにかく佐野研二郎氏を擁護するのは当然だった!?

20150911ohta

 爆笑問題の太田光が、五輪エンブレム騒動の佐野研二郎氏を涙目で擁護した件で、ネットでは太田への批判が相次いでいる。それらの声の中には「太田は逆張りしているだけ」「極端なことを言って目立ちたいんだろう」といった論調も目立つようだ。

 だが、お笑いに詳しい芸能ライターは、太田が佐野氏を擁護する理由は明確だと説明する。

「太田の基本的な立ち位置は、反権力です。もともと政治風刺ネタを得意としており、民主党政権の時は菅直人元首相らをネタにしていました。つまり単純な反自民や反保守ではなく、その時々で権勢を振るっている権力者に歯向かうのが好きなんです」

 そうであれば、大手代理店の博報堂出身で、五輪エンブレム選考委員会にも知人が多いと言われる佐野氏は権力者側なのでは? そんな疑問にこのライターは次のように答える。

「おそらく太田が思い描いているのは、森喜朗元首相を筆頭とした東京五輪を牛耳る権力者たちと、エンブレム問題の責任を押し付けられた一人のデザイナーという構図でしょう。佐野氏が権力者の都合に翻弄されているように見えているのかもしれません」

 たしかに太田の佐野氏擁護は、彼なりに筋が通っているのかもしれない。ただ、反権力が基本であれば、安保法案反対デモに対して「そのやり方は通用しないんじゃないかな」と疑問を呈しているのは不思議に思えるのだが。

「太田は民主主義の基本である選挙制度を肯定しているんですよ。沖縄の辺野古移設問題では、選挙に勝った翁長知事を支持していて、国の対応に異論を唱えています。反権力ならデモでもなんでもありではなく、彼なりにきっちり考えたうえで発言しているんじゃないでしょうか」

 理由はともあれ、佐野氏にとっては思わぬところから援軍が現れたようだ。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
2
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
3
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論
4
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
5
世間はもう「松本人志」を求めていないのに…浜田雅功「まっちゃん」連呼のうっとうしさ