テンプル大学卒やハーバード大学院修了といった経歴がすべてウソだった“ショーンK”ことショーン・ マクアードル川上。いわゆる“文春砲”によって学歴詐称が明るみに出たわけだが、今回のスクープ報道がなかったにしても、いずれはバレていた可能性が近いという。アメリカ事情に詳しいライターが教えてくれた。
「4月から出演予定だった報道番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ)では、ハーフモデルの市川紗椰と共演するはずでした。その市川は14歳までデトロイトで育ち、大学は早稲田に進んだものの、コロンビア大学にも合格していたという経歴の持ち主。英語はネイティブ並みですし、アメリカ人の父親はボストンでコンサルタント業を営んでいます。つまりショーンKが詐称していた経歴すべてに疑問符を差し挟める人物なので、いずれはショーンKの経歴を怪しむようになっていたでしょうね」
そんなショーンKのビジネスネーム「ショーン・ マクアードル」という名前も、よく考えられたものだという。前出のライターが説明する。
「本人が『ショーン・コネリーと一緒』と説明している“SEAN”、そして日本人には聞き慣れない“Mcardle”はアイルランド系の名前です。その彼が出生地と称していたニューヨークはアイルランド系の住民が多いことでも知られているので、アメリカ事情に詳しい人ほど彼の名前に納得していたことでしょう」
学歴のみならず、名前や出身地までも詐称していたショーンK。ウソで塗り固めた経歴がバレたいま、今後は熊本県出身の川上伸一郎として、堅実に生きていく方法を模索する時期が来たようだ。
(金田麻有)