「あの放送は、カトパン史上、最大の事件でした」
芸能評論家・織田祐二氏がこう述懐するのは、12年6月2日に放送された「リアルスコープZ」でのことだった。
不用品をばっさり捨てて整理する「断捨離特集」のコーナーで、加藤アナは抜き打ちで財布の中身をチェックされるハメに。すると突然、
「ちょっと待って~」
と珍しく取り乱して泣き叫ぶ加藤アナ。だが、それもむなしく、出演者の上地雄輔(36)がお買い物レシートを読み上げた。
「‥‥ショーツ、1260円。ショーツを買ったんですか?」
顔を伏せ、
「キャー、イヤー」
とてれる加藤アナに、同じく出演者のビビる大木(41)が即座に反応する。
「えっ、ショーツって、あのショーツですか? カトパン、そういうレシート入れておかないでよ~」
さらに畳みかけて、
「‥‥ブラって書いてある。2205円! ずいぶん格安なのをお使いなんですね~」
一緒に購入していたお手頃価格のブラジャー3枚の値段まで公開されてしまうのだった。
当時、編集部の「カトパン特別取材班」は、値段と一緒にレシートに記されていた下着の品番から、加藤アナが購入した下着を調査。その結果、パンティは紫を基調としたフリル付き。ブラジャーはパープルの水玉で、胸の膨らみを目立たせないタイプだと判明した。
「ランジェリー占いによると、紫には『直観力』『センス』『創造性』があり、美に直結するパワーを秘めているそうです。まさに勝負パンティとして、ここ一番の場面ではいていたのでしょう」(前出・織田氏)
持ち前の美貌やスタイルだけにあぐらをかかないのも、「女子アナ界のエース」と言われるゆえんでもあった。
昨年の正月に放送された「さまぁ~ずのご自慢列島ジマング」で特技について質問されると、
「ベロがくっついちゃう」
と言って、エロチックな舌技をカメラの前で公開サービス。口をあんぐりと開けると、唾液にまみれた舌先を、音を立てながら、折り畳むようにピッタリと丸めるのだった。
「バラエティ番組でスイカの種飛ばしに挑戦した時も、舌をくるんと丸めて筒状にしているところを恥ずかしがることなく堂々と披露。共演者から称賛されたうえで、『キスが好きだから』とツッコまれると、普通に『はい』と認めていました」(女子アナウオッチャー・丸山大次郎氏)
フジのエロアナNO1の称号をひっ提げ、フリー転身でどんな活躍を見せてくれるのか。願わくは、“めざましい”エロス進化を期待したいところだ。