競馬界のレジェンドである武豊(47)が、1年2カ月ぶりにGIの表彰台に帰ってきた。ファンの大歓声を浴びつつ、ふと気になるのは、密会が騒がれた美人キャスターの去就だ。
「♪きょうは豊さんのまつりだよ~」
馬主の北島三郎が代表曲の「まつり」を、武豊をたたえる替え歌として披露した。5月1日に開催された春の天皇賞で、愛馬のキタサンブラックが1着でゴール。騎乗した武にとっては、同レース史上最多の7度目、中央競馬のGIでは前人未踏の70度目の戴冠となった。
「全てが思いどおりだった」
満足そうにレースを振り返った武だったが、この日から約1カ月前、ひっそりと美人キャスターの「引退」が発表されている。お天気コーナーのレギュラーも多かった美馬怜子(31)で、B86・W57・H83のEカップボディを生かした水着写真集を発売したことも。
その名がクローズアップされたのは、昨年10月4日、武との密会を「女性セブン」誌上で報じられてからだ。六本木で武の「JRA重賞300勝」を祝う宴が開かれ、深夜2時に2人が寄り添って歩く姿を激写された。
その場を目撃したテレビ局関係者が言う。
「日曜でほとんどのクラブは休みなのに、ずいぶんと派手なホステスがいるなあと思ったよ。そしたら、まさか現役のキャスターだったとは驚いた」
グラマーな体を誇示するような黒いドレス姿で、胸元は大きく開き、股間スレスレまで深いスリットが入っている。そして、手をつないだまま、武が宿泊するホテルに2人で向かったと記載されている。
「皮肉にも密会の6日後、夫人で元アイドルの佐野量子(47)が20年ぶりにテレビ出演したんですよ。しかも、どちらの名前も『りょうこ』なんです」(芸能レポーター)
美馬は競馬番組への出演も多く、そのことから14年に武と親しくなったという。武が宿泊するホテルのすぐ近くには美馬のマンションがあるが、この住まいにも“疑惑”が付きまとう。
「以前は『朝ズバッ!』(TBS系)などの地上波レギュラーもあったが、撮られた当時のレギュラーといえばBSかCSくらいのもの。六本木の高層マンションに住める収入はないはずで、武を含めて複数のパトロンがいるのではと言われていたんです」(前出・芸能レポーター)
名前は「美馬」でも、とんだ「奔馬」の“手綱”を武はさばいたものだが、報道後に状況は一変する。美馬は所属する「セント・フォース」を3月末で契約解除となり、全てのレギュラーも降板した。
事務所に事情を聞くと、こう答えた。
「もともと本人が美容の分野に強い興味を持っていたため、キャスターの仕事は卒業し、美容中心の活動をしていきたいという意向でした。(武豊との)報道は、まったく関係ありません」
とはいうものの、密会報道が何ら影響を与えなかったわけではない。さる競馬関係者が明かす。
「六本木の路上で撮られたのだから、双方が無防備だったことには違いない。それでも武は『美馬に売られた!』と激怒していたようです」
テレビ局にとって、競馬界きってのスターである武を刺激するわけにはいかず、後追い報道は皆無。スポーツ番組に多くのキャスターを送り込むセント・フォースにとっても、無視できない事態となった。
「才色兼備のキャスターがそろう事務所にあって、ド派手なふるまいの美馬は『セント・フォースのキャバ嬢』と揶揄され、煙たい存在だったようです」(スポーツ局スタッフ)
落馬にも等しい「ペナルティ引退」は避けられなかったようだ‥‥。