AKB48グループのメンバーが出演するドラマシリーズ「AKBラブナイト 恋工場」(テレビ朝日系)にて8月24日、島崎遥香が登場。妻子持ちの男性を好きになってしまったという設定のなか、誕生日を幼馴染と立ち飲み屋で過ごすシーンをメインに、ほぼ2人の会話のみで物語が進行する内容となっていた。
その相手を務める柄本時生は、ベテラン俳優・柄本明の次男としても知られる二世俳優。そんな柄本との共演について島崎は「すごくうれしかった」と語っているという。本ドラマでは6分間にわたる長回しのカットなど相手役と真剣に向き合う場面も多いなか、なぜ柄本が島崎のお相手に選ばれたのか。芸能ライターはこう語る。
「柄本が前田敦子や高畑充希らとともに『ブス会』を結成し、飲み歩いているのはよく知られた話。そのブス会では柄本と前田が朝までサシで飲むこともあり、女子トークに長時間つきあえる柄本の対応力には注目が集まっています。それゆえ、難しい性格で知られる島崎が相手でも問題なく演技を続けられるという判断があったのかもしれません」
そんな対応力に加え、ファン側からの視点でも柄本を選んだのは正解だというのだ。アイドル誌のライターはこんな見立てを口にする。
「柄本は4年ほど交際している彼女がいることを公言しており、恋愛禁止のアイドルと密に接する役柄を与えても、ファンは安心して観ていられるのです。しかも前田とのサシ飲みで何も起こらなかったことも、大きな実績と言えるかもしれません。その素朴な顔つきも、島崎ファンから見れば『オレらに近い存在』ということで親近感が湧くのかもしれませんね」
やはり人間、持つべきものは余裕ということか。となると柄本が俳優として重宝される原動力は、まだ公表されていない一般人の彼女なのかもしれない。
(金田麻有)