歌手の華原朋美が「急性ストレス反応」のため約1カ月の活動休止をすると、10月30日に所属事務所から発表された。華原は11月3日に行われた本田美奈子.さんの追悼ライブイベント「音楽彩」を欠席。また、11月30日に開催予定だったbayfmの公開録音「『ビートルズから始まる。』Special Party」は、急きょ中止となった。
今回、華原を休業に追い込んだ“ストレス”とは何なのか、芸能記者に聞いた。
「華原は、今年8月に行われたコンサートで、俳優の阿部寛似の男性との交際を『とっても幸せです』と、満面の笑みで報告していました。ですが、その交際を巡り兄弟間で言い争いになり、精神的に不安定状態になったようです。ただ、言い争ったとしても、交際相手がしっかり支えていれば、ここまでにはならないんじゃないかと‥‥。そこで“破局”したのではとの憶測も飛んでいます」
華原は1998年にも、当時交際していた音楽プロデューサーの小室哲哉と破局後、精神的に不安定となり睡眠薬を大量に摂取。その後も精神安定剤などの大量摂取などで倒れ、救急搬送されることもしばしばだったため、家族の勧めで入院。退院後はフィリピンに住む父親のもとでボランティア活動をし、徐々に回復していった。
12年末には「FNS歌謡祭」に生出演したり、約6年ぶりにライブステージへの復帰も果たした。15年には「PON!」(日本テレビ系)や「音ボケPOPS」(TOKYO MX)でレギュラー出演するなど、芸能活動も順調だった。
薬物依存に詳しいジャーナリストは「もしかしたら自分で処方薬(精神安定剤)のコントロールができない状態になっているのかもしれない。薬物の大量摂取は自傷行為に等しい。第三者の管理下になければ、繰り返すかもしれません」と、危惧する。
せっかく順調かと思えた矢先なだけに心配でならない。