歌手の華原朋美が4月1日放送の「アウト×デラックスSP」(フジテレビ系)にゲスト出演し、音楽プロデューサーの小室哲哉との交際を振り返っている。21歳だった1995年に歌手デビューを果たした華原。“小室ファミリー“の一員として数々の大ヒット曲に恵まれ、平成の歌謡界を牽引したが、この日は「トップスターの光と闇」などと銘打たれ、良くも悪くも、様々な出来事を回顧した。
華原は、歌手としてのメジャーデビュー当初より、プロデューサーの小室と交際していたというが、共演者から小室にもらったプレゼントに関する質問が寄せられると、華原はすべて処分済みだと告白。また、交際中には華原が小室にフェラーリをプレゼントしたこともあったというが、「1回しか乗ってもらえないで。鍵も置きっぱなしだったし、車も放置されていて。それで電話も出ないし、どういう状態なのこれって思って。それで結局売るしかないなって」と振り返り、小室からの自身の扱いについて「本当に“パン”って、いきなりいなくなっちゃうんで」と嘆いた。
2人の熱愛が冷めるにつれ、歌手とプロデューサーという関係性にも徐々にヒビが入るようになったようで、小室が華原に書き下ろす曲についても「別れが近づくにつれて、だんだん雑になっていく。スタジオにも来ないし、電話も出ないし、どこにいるのかさっぱりわからない。結局、いつ別れたんだろうって感じで」とチクリ。現在もその傷は完全には癒えておらず、「あそこから、良い人ずっと見つからないで今日まできちゃってるんで。本当にあんなことなければ…」と語っている。
「才能にあふれた時代の寵児として音楽界を席巻し、モテ男としても知られた小室ですが、今回、華原への“雑な扱い“が明かされ、一部からは彼女への同情の声も出ています。ただ、四半世紀も前の恋愛に対する恨み節を展開した点には、ネット上で《別れた昔の男をネタにしてお金を稼ぐことからは卒業すべき》《もはやヤケクソ状態ですね》《たった1人の男をいまだに引っ張りすぎ》《小室さんも酷いが、お互い様に見える》との指摘が相次いでいます。また、華原は小室の全面バックアップで歌手デビューを遂げた経緯もあり、《小室哲哉がいなければ今のあなたはいないでしょ》《いい経験積めたと思うし、そこら辺は感謝の気持ちがあってもいいんじゃない?》といった声も寄せられました」(テレビ誌ライター)
現在の収入源は主にYouTubeチャンネルからの「月100万円」の収益だという華原。だが、そのほとんどはブランド物のアイテムに費やしてしまうとも明かし、日々の生活は「ドン底ですよ」「食事は納豆と白飯だけ」とも。
それにしても、かなり生々しいトークを繰り広げた華原。ファンの目にはどこか切なすぎる姿に映ってしまったに違いないが、何とか、”ドン底”から脱出し、新たな道を模索していただきたいものだ。
(木村慎吾)