大みそか恒例の「第67回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が11月24日、発表された。年内をもって解散するSMAPが出場するかどうか注目されたが、ファンの願いは叶わなかったようだ。
そしてもう1つ、「ヒット曲がないにもかかわらず、選ばれるのは疑問」と毎年言われ続けてきた和田アキ子が、40回出場を目前に落選。こちらは、視聴者の声が届いた結果と言えるだろう。
1970年「笑って許して」で初出場。一度出場が途切れるも、86年から連続31回出場。紅組のトリを7回務める常連となり、98年には大トリも務めた。
今回の落選に和田は「とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります」と、無念の思いを書面でコメントした。
芸能ジャーナリストは「紅白落選は和田の終焉」と話す。
「90年代に入ってからヒットはもちろん、話題になる楽曲もなかった訳ですから、落選は当然。ただ、和田にとって『紅白』は、歌手活動の最後の砦のようなものでした。これまで、芸能界の“ご意見番”とか“大御所”と言われてきましたが、最近は的外れな発言が目立ち、たびたび炎上騒ぎも起こしています。紅白落選で和田の影響力は急落すると思います」
“鐘も鳴ら”せず“笑って許して”もらえなかった和田。「だってしょうがないじゃない」というところだろうか。