11月14日、大みそか恒例のNHK紅白歌合戦の出場者が発表され、King&Prince、純烈などが初出場を果たした。
しかし、11月に入ってからも、各メディアでは年末に向けて復活説が信ぴょう性をもって語られていた和田アキ子の復活はなかった。
「実は『紅組』の司会として当初、過去に『紅組』の司会経験があり、来年1月スタートの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演も決まっている綾瀬はるかが有力視されていたんです。今年デビュー50周年を迎えるという和田自身のメモリアルイヤーに加えて、今年は同じ『ホリプロ』の鈴木亮平が大河ドラマ『西郷どん』の主演を務め、さらに後輩の綾瀬が『紅白』の司会を務めるとなれば、和田の復活の可能性も十分だった。『BOYS AND MEN』研究生とコラボし、5月にリリースしたシングルも好調。今夏には『ボイメン』研究生とともにNHKの『うたコン』に出演するなど関係修復も図っていましたからね」(スポーツ紙芸能デスク)
それでも落選となった理由とは──。
「司会は綾瀬ではなく、次期朝ドラの主演を務める広瀬すずだったこともありますが、やはり一昨年に落選が決まった後に和田がラジオ番組で『今年は観たくない。日本を後にしたい』『早くほっておいてほしい』とか、その後も『私は急に切られた』などとさんざん恨み節を語ってしまったことの影響はいまだに大きいということでしょう。メモリアルイヤーでもお声がかからなかったということは、来年以降もよほどのヒット曲でも出さない限り今後も復活はムリでしょうね」(前出・デスク)
和田の通算40回目の「紅白」出場への道は限りなく遠のいたようだ。
(しおさわ かつつね)