毎年、4月1日のエイプリルフールとなると、企業やタレントがネタを披露するのがお約束となりつつある。思わず笑ってしまうものから作り込みに感心してしまうものまで多くのジョークが展開されるが、中には笑えないウソをついて非難されることも少なくない。今年もそんなタレントが続出。特に目立ったものを振り返ってみよう。
最も非難を浴びたのは俳優の野村周平。彼はツイッターに「芸能界引退します」とツイート。ほんの冗談のつもりで書いたのだろうが、ネットには「どうぞどうぞ。2度と見たくないのでさっさと引退して」「こいつ面白いと思ってんのかな?」と非難の声が渦巻いた。
元フィギュアスケート選手の安藤美姫はツイッターに「みなさん今まで応援ありがとうございました スケートから離れようと思います。本当にありがとうございました」と引退ネタを展開(現在は削除)。「なぜ? 心配です」とコメントされると「エイプリルフールでしたので ごめんなさい…スケートは私の人生の一部。スケートがあったからいろんな出会いがあって学べて今がある スケートまだ滑ります! そして 何があってもスケートからは離れません 皆さんの支えに感謝」と謝罪する事態に発展した。
「安藤はどうもプチ炎上するのを狙った節がありますね。謝罪コメントはわざわざ写真つきで、同じ内容を英語でもツイートしています。多少の炎上なら彼女はものともしませんから、話題作りのためにわざと危険なツイートをしたのでしょう。そんなあざとさが透けて見え、ファンからそっぽを向かれてしまいました」(芸能ライター)
市川海老蔵が放ったネタは競馬で大当たりしたというもの。自身のブログに「うげーーースゲーーの当たったーー、中山1レース」と題されたエントリーを投稿した。それによると海老蔵は4月1日の中山1レース「3歳未勝利戦」で3連単を500円分買おうとして、スマホを操作する「手がつべって」(原文ママ)5万円分買ってしまったという。
「このレースの3連単払戻金は6万5700円です。本当に5万円分買っていたとしたら3285万円になります。海老蔵はブログで『やばっ金持ちになってしまった 朝の珍事っす、神様ありがとう』としていますから本当なのかもしれません。ただ、海老蔵は実際に馬券を購入した画面を見せていないのでエイプリルフールネタ扱いされています。真相は今もわかっていません。ウソなら少しやりすぎな気がします」(週刊誌記者)
そんな3人を大きく上回る非難を浴びたのが青山テルマだ。彼女は3月31日、出演したライブでトークを展開。「エイプリルフールに妊娠したと言ったことがある」と明かした。これに男性たちが大ブーイング。「笑いごとでは済まされない」「これを知ったら『そばにいるね』なんて聴いていられない」とバッシングされている。
タレントの皆様には、ぜひ今年の教訓を活かして来年はバカ受けするウソをついていただきたい。