4月8日に放送されたバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)で、総勢50人もの芸能人にドッキリを仕掛ける大型ドッキリ企画が放送された。
菅田将暉や武井咲といった普段はドッキリとは縁がない俳優たちも餌食となったのだが、そのラストを飾ったのがナイナイの岡村隆史。相方の矢部浩之が仕掛け人となり、コンビ解散を持ち掛けるというドッキリだ。
流れはこうだ。矢部がモデルとの不貞が週刊誌にスッパ抜かれてしまったことを岡村に楽屋で報告。世間体を気にする矢部は相方の岡村にも迷惑がかかってしまうことを危惧し、解散を提案するというものなのだが、その報告を受けた岡村の対応に賞賛の声が上がっている。
「岡村は終始、冷静に矢部の話を聞き、矢部を一切怒ることなく優しく諭していました。しかも責めるどころか、矢部の家庭のことや今後のことをひたすら心配していました。コンビ解散の話になった時も『それはない』とキッパリ否定。そのうえで、いずれコンビの間でどうにか笑いに変えていくといった方向性の話をして、『俺‥‥俺がおるからね』と、何かの感動ドキュメントを見ているかのような気持ちにさせられる言葉も放っていました。矢部に誘われたことがきっかけでお笑いの世界に入ったことや、10年に自身が休養期間に入った際に何も心配を与えずに待ち続けてくれたこともあり、矢部への恩義もあるのかもしれませんが、それでも一切相方を責めない姿は視聴者を驚かせたようです」(エンタメ誌ライター)
コンビを結成して27年、出会って30年の彼らだが、2人の信頼関係を目のあたりにした人たちからは「岡村は本当に真面目なんだな」「感動して涙が出た」「岡村の今回の対応はすばらしい」など、アンチの書き込みはほぼゼロ。岡村の好感度が爆上げされる結果となった。
今回はあくまでドッキリという形であったが、岡村が怒らなかったのは、独身時代は相当遊び人だったという矢部なら不貞しかねないと思ったのでは、という冷静な声もある。真面目なパートナーを裏切らないためにも、矢部には私生活をきっちりし続けてほしいところだろう。
(本多ヒロシ)