グラドルたちが本来、争うべきはボディの美しさである。とはいえ、そこは彼女たちも人の子。ライバルたちとバトルに発展した全ケースを追う!
ここ数年、茶の間レベルで最も浸透したグラドルといえば橋本マナミだろう。その急激な人気は、あちこちに禍根を残すことに‥‥。
15年にオンエアされた「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)でのこと。当時20歳で雑誌を総なめにする勢いの佐野ひなこに対し、下積みが長かった30歳の橋本は立て続けに砲弾を浴びせる。
「佐野さんが表紙の雑誌がコンビニにあったら、目立たないように後ろの棚に回す」
「今はくびれが自慢だけど、30歳になったらなくなっていく」
「ツイッターの写真は男性を意識している」
これには佐野も先輩を立て、特に言葉を荒げることなく「たくさんのグラドルがいる中で私をそういう風に見てくれてうれしい」とオトナ対応。橋本がようやくつかんだポジションに必死だということは十分にわかった。
グラビアだけでなく、バラエティ番組でも売れっ子になった橋本に対し、要求されるのは「キャリアに裏打ちされたぶっちゃけ発言」である。それが「旅ずきんちゃん」(TBS系)では、やや暴走しすぎてしまった。司会の友近から「グラドル仲間でどんな話をするの?」と振られ、橋本は「整形とか胸を豊かにする手術の話とか」と答えた。
「最近の方で‥‥グラドルのAさん」
ご丁寧にAは姓ではなく、名前のほうだと注釈。これにネット民は「杉原杏璃を指しているのか?」と一斉に騒ぎ立てた。
「苗字はSではないです」
橋本は、S・Aの可能性については否定したものの、風評被害は拡大する一方であった。