世界3階級制覇の実績を持つ元プロボクサーの亀田興毅が、何とか面目を保った。5月7日に生放送された「亀田興毅に勝ったら1000万」(AbemaTV)にて腕自慢4人とのボクシング対戦を勝ち抜いたもの。だが挑戦者の攻め方次第では、亀田が負けていた可能性もあったとスポーツライターが指摘する。
「挑戦者は4人全員がノックアウトにこだわるあまり、亀田の頭部ばかりを狙っていました。しかしいくら腕自慢とは言え、ヘッドギアを着けている元プロボクサーをノックアウトするのは不可能。勝負にこだわるのであればボディブローを連打して、亀田のスタミナを奪うべきでしたね。とくに四人目の時は亀田も疲れで足が止まりがちでしたし」
確かにボディ狙いはボクシングでは定石の一つだが、亀田は元世界チャンピオン。しかも引退から1年半しか経っておらず、素人のパンチでは崩せそうにないのだが‥‥。
「ああ見えて亀田は大のスイーツ好き。3月8日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)に甘党男子として出演した時には司会の中居正広から腹を見せるように促され、さんざん抵抗したあとにチラ見せした腹は明らかにたるんでいました。あの緩みきった腹では、腕自慢のボディブローに数ラウンド耐え続けるのは厳しいはず。頭と違ってボディにはプロテクターも着けられませんからね」
もし腕自慢たちが結託して全員がボディ狙いを徹底していたら、亀田も相当ヤバかったはず。今後も同様の企画を続けるつもりなら、甘党の亀田もしばらくスイーツを控えたほうが良さそうだ。
(金田麻有)