プロゴルファーのタイガー・ウッズが、現地時間の5月29日朝、アメリカフロリダ州で逮捕された。ウッズはお酒かクスリを使用して運転していた疑いがあるという。3時間半ほど拘束された後、捜査に協力する書面にサインし釈放されていると米メディアは報じている。
ウッズはお酒や法律違反のクスリの使用を否定。鎮痛剤など処方薬の飲み合わせによって、酩酊状態になったと釈明。今のところアルコールは体内から検出されていないことはわかっている。
ゴルフファンならずとも衝撃的なニュースだが、ウッズを逮捕したフロリダ州パームビーチ郡の警察が公表したウッズの逮捕写真に、それ以上の衝撃が走っている。
ウッズの顔を真正面からアップで写した写真で、アメリカの犯罪者の写真としてよくみるような1枚。ウッズは虚ろな目をして焦点が定まっていない。頭髪は薄くなり、ひげはぼうぼう。「タイガーチャージ」でツアーを席巻していた頃とは別人で、前科3犯のクスリ中毒者とでも言われたら信じてしまいそうだ。
「これに驚きの声が上がりました。ウッズは法律違反のクスリを使用していないと言っており、実際その可能性もあるのですが、すでにネット上などでは『クスリは怖い』『クスリをやっているとこんなことになってしまうのか』という声が広がっています。それほど衝撃的な変貌をしているということでしょう」(週刊誌記者)
2009年には女性問題も次々と明らかになり、プロの第一線から離れていたウッズ。最近は背中の痛みに悩まされ、手術を行ったばかりだという。再び世界の舞台に戻ってくる日はくるのだろうか。