スポーツ

松山英樹「メジャー初制覇」を狙う“下半身改造”(2)ペットボトルを左右に置いて…

 松山が本格的な肉体改造に着手したきっかけは、母校の大先輩で侍メジャーリーガーとしても活躍した大魔神・佐々木主浩氏(49)を招いての合宿だった。ゴルフ誌編集者によれば、

「13年1月、米ツアー『ソニーオープン・イン・ハワイ』の前に、ゴルフ部の阿部監督の仲介で実現した合宿でした。例年、正月はハワイで過ごし、体を動かす佐々木さんが、現役時代のトレーニング方法を伝授してくれたそうです」

 その年の暮れには巨人の現エース・菅野智之(27)と正月企画の対談をして、大きな刺激を受けている。民放局記者が明かす。

「注目される立場で浪人生活を経て夢の巨人入りを果たした菅野へのリスペクトは半端じゃない。今でももらったグローブは飾ってあるし、菅野の練習内容にまで詳しいのにはびっくりさせられる。『自分の練習なんてランニングでも30分程度だけど、菅野さんは本当にすごいよ。300メートルダッシュを20本もやっている』なんて感じ。下半身の安定感を問われる投手の練習は、日々、地味で厳しいもの。ゴルフにも共通点が多いだけに参考にしている」

 13年から米ツアーの日程が大きく変更となり、13-14シーズンから松山は本格参戦。同時に、トレーナーを帯同させて、下半身強化を図る。

「トレーナーは中嶋常幸プロについていた方で、現在も松山が全幅の信頼を寄せてます。中嶋といえば、AON(青木、尾崎、中嶋)で知られ、日本のゴルフ界で真っ先にハードトレーニングを取り入れた先駆者。松山とは契約先のダンロップとのつながりもあり、中嶋の主宰するジュニア合宿に特別ゲストとして招かれる間柄です。ただ、有望な学生でも松山のハードな練習メニューについていけず、嘔吐する場面もあるそうです」(スポーツ紙デスク)

 しかし、その過酷な練習内容はなかなか聞こえてこない。15年に拠点を米国のフロリダ州オーランドに移してからはなおさらだ。米国在住のスポーツライターが話す。

「ゴルフ場そばの一軒家を購入し、トレーニングマシンなども備えている。転戦先のホテルにしても、ジムの設備内容で決めていて、早い時は4時ぐらいに起床し、ストレッチに始まり、ランニング、体幹トレ、サーキットトレーニングを1時間ほど行う」

 トレーニングは移動中以外の毎日行われ、帰国先でもサーキットトレは欠かさない。

「そのメニューの1つだけ、数年前に関係者から聞こえてきたんですが、手軽だけど超ハードなもので、ペットボトルを2本、体の左右に置き、両脚をそろえて跳び越える。反復回数や時間、セット数などは不明も、時には酸欠状態に陥るほどだそうです。すでに松山はペットボトルを4本、前後左右に置いて、リズムよく、軽々とこなせるほどの筋肉量と持久力を得ているそうだ」(前出・ゴルフ誌編集者)

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