ジャニーズ事務所からの9月末での退社を発表した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。
3人は、元マネージャーの設立する新事務所に合流すると見られているが、日本のテレビ業界の慣例で独立後2年間は“干された状態”になるという見方も強く、今後は中国市場への進出を見据えているとも報じられている。
再スタートを決意した彼らの今後に注目が集まる中、業界内の現実的な観測が伝わってきた。
稲垣、草なぎ、香取について「当面の間、これまで出ていたようなバラエティ番組への出演は厳しくなるでしょうが、中期的に見れば一層の飛躍が期待できる決断だと思いますよ」と語るのは広告代理店関係者。
「所属事務所のレプロと揉めた能年玲奈(現・のん)しかり、今の時代、ファンの支持を得ている芸能人を完全に干すという事はできません。話題性を考えたら、ネット番組配信大手のNetflixやAmazonプライムはノドから手が出るぐらい彼らに出てほしいはず。今後の中国進出が囁かれていますが、彼ら3人が“世界的スーパースター”と連携するのではとの噂も流れているんですよ」
その“世界的スーパースター”とは──。
「ジャッキー・チェンです。過去『スマスマ』にもたびたびゲスト出演していて、ジャッキーはSMAPの解散についても気にかけていたようです。稲垣、草なぎ、香取の中国進出の目玉として『ジャッキーとの共演映画』が新事務所のエージェントとジャッキー側で企画されているといった話も聞きますよ」(前出・代理店関係者)
新天地での再始動が囁かれている元SMAPの3人。彼らが“アジアの顔”となる日が来るか。
(白川健一)