ジャニーズ事務所を退所した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。9月22日に開設された3人の公式ファンサイト「新しい地図」にて、彼らの所属先が株式会社CULENになることが明らかにされた。これで今後の芸能活動も本格化するものと思われるが、このCULENに関して疑問点があると、芸能ライターが指摘する。
「CULENが入居するのは東京・虎ノ門の高級オフィスビル。元SMAPの所属事務所としては絶好の場所に思えますが、実態は大きめのワンルームマンション程度に過ぎないのです。彼ら3人が本格的に芸能活動を始めれば、せいぜい衣装置き場に使うくらいの広さしかなく、多くのスタッフが働くような余裕はありません。芸能事務所は“机一つで始められる”とは言うものの、さすがに規模が小さすぎるのです」
そうなると、所属事務所とされているCULENも実は、あくまで仮住まいに過ぎないということか。同社の登記によると事業内容に芸能に関する表記はなく、「グッズの企画、製造、販売」と記載されているというのだ。これが大きなヒントになると、アイドル誌の編集者が指摘する。
「アイドルグッズの販売はファンクラブにとって重要な業務の一つ。つまりCULENは最初から、公式ファンサイトの運営会社として設立されたのではないでしょうか。本来の意味でのマネージメントは別の会社が請け負っている可能性も高く、『CULENに所属』を発表したのはあくまで窓口を明確にするためと考えれば納得がいきます」
ちなみにCULENから徒歩数分の場所には「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の元スタッフが設立した広告代理店もあるという。ここが本当のマネージメント会社になるのか。3人の動向はまだまだ予断を許さないようだ。
(白根麻子)