9月8日に香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の退所を控えたジャニーズ事務所の方向性に大きな変化が生じている。
これまで、所属タレントの写真のネット掲載を頑なに禁止していた同事務所。ネットにCDのジャケットすら掲載させない方針を長年貫いていたが、8月に入り方針転換。 突如として、アマゾンや楽天など大手通販サイトの商品ページでもジャニーズ所属タレントの画像が掲載されるようになった。
果たして、同事務所の“心変わり”の理由はどこにあるのか──。
「近年、事務所内でも『時代遅れ』という指摘が相次ぎ、ネットへの画像掲載の解禁は数年前から計画していたようですよ」と語るのは芸能記者。
「今回、解禁されたのは通販サイトのみですが、これまでシルエットしか使えなかった『雑誌のデジタル版』など、徐々に『肖像権タブー』を解消していく方針のようです」
ジャニーズファンにとっては驚きの方針転換だが、「この動きにはビジネス上の思惑があるでしょうね」と、この記者は前置きしてこう話す。
「各グループ、各メンバーそれぞれのアカウントを設け、スタッフが最新情報を投稿する『公式インスタグラム』の準備を並行して進めているとのウワサを聞きます。今回のネット写真解禁はその前触れと見ていいのではないでしょうか」
ジャニーズ事務所の方針転換。ファンの心境やいかに。
(白川健一)