ジャニーズ事務所から独立し、新たなスタートをきった元SMAPの稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛。「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)が大きく話題になるなど、まずは好調な一歩を踏み出した形だ。しかし、いまだにテレビで活躍する余地がほとんどないのも現実だという。
「芸能イベントにも出演しても彼らの扱いは異常すぎるほど小さく、ジャニーズ事務所への忖度がまかり通っているのは明らか。彼らの姿をテレビ画面で見られるのは以前から引き続き出演しているレギュラー番組と、テレビCMのみに限られています」(テレビ局関係者)
それなりの覚悟は3人ともしていたはずだが、「ここまで無視されるのか」と肩を落としているという。なかでも特にセンシティブになっているのが草なぎ剛だというのだ。
「俳優としての評価も高い草なぎですが、今のところ彼をドラマに起用する話は聞こえてこないのが現状。これまでテレビを主戦場にしてきた自負もあり、テレビ局の対応には失望しているようです。ユーチューバーなど新たな活動にも踏み出してはいるものの、実際にはさほど乗り気ではないとの噂も。打開策の見えない現状に、『アメリカにでも行こうかなあ…』とポツリとつぶやくこともあるそうです」(業界関係者)
独立後は古いアメ車やヴィンテージジーンズなど、アメリカングッズへの深い愛情を包み隠さず披露している草なぎ。この調子では本当に、ふとアメリカにわたってしまい、3人の結束が緩んでしまっても不思議はなさそうだ。
(浦山信一)