人気女優の有村架純が主演映画「かぞくいろ」の記者会見を行った。撮影がすでに始まっているため、舞台となる鹿児島での会見になった。
同映画は「RAILWAYS」シリーズの最新作で、鉄道に関わる人々の人生を描いた物語。有村は鉄道運転士を目指すシングルマザーを演じている
「有村が女性運転士役ということで、鉄道ファンの熱い注目を集めています。鉄道好きに人気の高い『肥薩おれんじ鉄道』でロケをしているというのもポイントが高い。こだわりが強い鉄道ファンですが、有村ならと歓迎ムードのようですね」(鉄道ライター)
評価が爆上げ中の彼女だが、記者会見でのほんの一言がさらに評判を高める結果となった。肥薩おれんじ鉄道について聞かれた彼女は、
「ゆったりと自分自身と向き合える電車だと‥ではなく『気動車』ですね」
と答えたからだ。
「これは評価を上げるのも当然ですね。というのも、鉄道に興味がない人はみんなまとめて『電車』と言いますが、電車はその名の通り電気を使ってモーターで動く鉄道を指します。ディーゼルエンジンで動くのは電車ではありません。その使い分けができていない人は多く、鉄道好きには納得がいないポイントです。ところが有村はちゃんと言い直して区別した。『有村はちゃんとわかっているな』というわけです」(前出・鉄道ライター)
シングルマザーという自身にとって初めての難しい役を演じる有村架純。どうやら“発車”はスムーズにいったようだ。