2月1日、小泉今日子(52)は「バーニングプロダクション」からの独立と俳優の豊原功補(52)との「不貞交際」を発表して、世間を騒然とさせた。その余波が残る中──、
「すでに小泉は豊原と一緒に事務所を設立。小泉の元マネージャーがマネージメントをしています」(スポーツ紙記者)
小泉が出演する舞台「毒おんな」(3月2~14日)は、立ち見が出るほど大盛況で「不貞宣言」の影響はまったく感じられない。
「仕事のギャラを知るのが嫌という理由で給料制だったため、個人事務所になって稼ぎがグンとアップして驚くのでは。ただ、ふだんからチェーン店の牛丼を食べに行くような小泉は、後輩にごちそうできるくらいのお金があれば十分と言っており、贅沢に興味がない」(芸能プロ関係者)
今後は舞台演劇の企画制作に力を入れる小泉にとって、最も気がかりな「後輩」が、13年のNHK朝ドラ「あまちゃん」で親子共演したのん(24)だ。3年前に事務所トラブルが表面化すると、芸名として使っていた本名も使えなくなり、能年玲奈から改名していた。
「独立騒動後に女優の仕事がなくなり、小泉や渡辺えり(63)に相談しています。小泉は女優復帰させるため、自分で企画する舞台にのんを出演させようと水面下で働きかけ、『あまちゃん合体計画』を進行させています」(前出・芸能プロ関係者)
現在、のんは音楽活動を本格スタート。1月1日にはセカンドシングル「RUN!!!」を発売した。
「実は、この曲の作詞・作曲をしたのはSachiko M、アレンジを担当したのは大友良英氏で『あまちゃん』の音楽を担当したコンビなんです。のんを表舞台に戻すため、共演者だけではなく『あまちゃん組』全体でサポートしています」(前出・芸能プロ関係者)
芸能界で相次ぐ「フリーー宣言」について、芸能評論家の三杉武氏はこう話す。
「ハリウッドと比べて日本の芸能事務所は力を持ちすぎているという意見もありますが、ハリウッドは育成に力を入れていません。独立騒動の全てがお金絡みとは言えませんが、日本の芸能事務所は初期投資として莫大な育成費用をかけることも珍しくなく、売れた瞬間に独立されたらビジネスとして成り立ちません。とはいえ今後は『辞める』『辞めさせない』で対立するのではなく、所属事務所との業務提携という形に切り替えるなど、タレントにとって選択肢は増えそうです」
事務所を飛び出して、“裸一貫”の心持ちで濡れ場に挑む美女たちを我々は応援し続けますゾ。