お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルが7月12日、東京ドームシティにて開催されたお化け屋敷「超・怨霊座敷」開催記念発表会に登場し、大先輩であるダウンタウンの松本人志にモノ申すひと幕があった。
5月に撮影された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)内の企画で、恵比寿駅前にて突然拉致ドッキリのターゲットとなったナダルだが、当該シーンがあまりにもリアル過ぎたため、居合わせた一般の通行人から警察への通報が殺到する騒ぎに発展。同局幹部が定例会見にて謝罪する事態となっていたものの“拉致被害”を受けた側のナダルは今回の騒動について「あれに関してはしゃあない。ボクは何もしてません。拉致されただけ」と嘆くと、続けて「松本さんは『あれはナダルが悪い』とおっしゃってるらしい。『もっと(ナダルが)有名だったら通報されなかっただろう』と。でも、そんなことはない。松本さんに『何でやねん』と言いたい」とし、自身の知名度に関わらず通報はされていただろうとの見解を示した。
「ナダルによる大御所・松本人志への反論に関して、ネット上では『まぁ被害者だよね。これだけ問題になってるんだし』『とはいえ、この件で名前がそこそこ売れた。オイシイのではないか?』『ひどいこと言う松本が悪い』など賛否両論の様子。中には“この騒動すらも笑いに変えろよ”といった厳しい要請も見受けられました。確かにダウンタウンが司会を務めるゴールデンタイムの番組に芸歴わずか6年の若手がターゲットに選ばれたことは、騒動があったにせよ、ある意味、名を売るチャンスを得たとも言える。普通に被害者として反論しているだけでは、次のチャンスは与えられないかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
生き馬の目を抜く芸人の世界にあって、いつまでも被害者の立ち位置に留まっているようではナダルの今後が心配されるところだが、はたして…?
(木村慎吾)