悩ましい腰つきで、巨大なバストがさらに際立つ。そして、妖艶なあまり「トラブル」も招いてしまった悲運のグラドルは今!
「実は、第三子を妊娠したばかりでして。どうぞ、そっとしておいていただけましたら」
そう告げたのは、一時、ワイドショーの主役となった桜庭あつこ(42)だ。ダイナマイトボディの象徴としてグラビアで人気を博したが、それ以上に知名度を上げたのが、99年の「三角愛スキャンダル」だった。
羽賀研二&梅宮アンナの熱愛カップルに割って入る形で、さらにはヘア写真集も発売。あまりのタイミングに「売名ヌード」とバッシングされる。
桜庭は地元の福島に戻ってスポーツジムの受付でバイト。東日本大震災では自宅半壊の被災をしたが、翌12年に結婚。同時に芸能界を引退した。
冒頭の言葉は週刊アサヒ芸能の取材に答えたものだが、当面は子育てで大忙しのようである。
三田佳子次男の高橋祐也が、自宅地下室で「覚醒剤乱交パーティー」を開いていたことが発覚したのは00年のこと。関与していたとして名前が挙がったのが、人気グラドルの吉田里深(38)だ。吉田は、高橋のように覚醒剤逮捕こそなかったものの、大きくイメージダウン。
その後、吉田は引退と復帰を繰り返し、ヘアヌードも発表。ただし、自慢の巨乳は隠して下半身だけ露出という不自然な形だった。週刊アサヒ芸能にも2年前にグラビアで登場したが、その直後に再び芸能界から姿を消している。
逆に、多くのグラドルを巻き込む張本人となったのが松金ようこ(36)だ。デビュー当時、95センチHカップの魔乳は「グラビア界最大!」と大評判に。
一転したのは12年に起きた「ペニーオークション詐欺事件」である。松金はグラビア仲間のほしのあきや熊田曜子に、アルバイトとしてブログに虚偽の内容を書くよう依頼。ほしのは30万円で指示された文章を書き、警察の事情聴取を受ける事態に発展した。
〈私がほしのさんに勧めました。ほしのさんは悪くない。私の軽率な行動でご迷惑をおかけして申し訳ない〉
松金はブログでのみ謝罪し、以来、表舞台から姿を消した。巻き添えを食ったほしのも、三浦皇成騎手と結婚したこともあるが、芸能活動と距離を置いたままである。
ほしのと同じ事務所の後輩だった小阪由佳(33)=現在は有花=は、デビューと同時に「ミスマガジン2004」のグランプリを獲得するなど、グラビア界きっての美体を誇った。ところが、繊細な性格が芸能界になじめず、09年に引退。
その翌年、ライブハウスでのイベントに現れた小阪は、70キロを超える激太り姿で観客を騒然とさせる。さらに、グラビア界の闇を次々とネット上で暴露。
激しいバッシングを浴びたことで小阪は改心。20キロ以上のダイエットを敢行し、現在は千葉県内で保育園を経営、手腕を発揮している。
「開園から半年で月極めの20人の枠が全て埋まりました。私も週に4日は保育園に行って、子供たちと接しています」
3年前に週刊アサヒ芸能の直撃にそう答えているが、ようやく自分の居場所を見つけた笑顔が印象的だった。
童顔で色白の肌と、したたる肉づきが人気だった滝沢乃南(32)は、形容しがたい引退劇に追い込まれた。15年12月に発売したDVD「ありがとね」に、「下半身まる出しの男性カメラマンが映り込んでいる!」とファンが騒いだのだ。
作品自体が1泊2日のプライベート旅行の設定で、危険な関係性がプンプンに漂っていた。
〈このようなことが絶対あってはならないのに、私1人のせいでグラビアに対するイメージを損なってしまったこと。裏切ってしまったことを深く反省します〉
16年7月、ブログにこうつづった滝沢は、同時に「本日をもって滝沢乃南を引退します」とも宣言。
実は、このカメラマンこそ、滝沢が11年に結婚したお相手だった。そして滝沢は現在、ツイッターでのみ近況を細々と伝えている。