人気バラエティ番組「元祖!大食い女王決定戦」(テレビ東京)にて何らかのトラブルがあったことは本サイトがすでに報じたとおり。
コトのいきさつを簡単に説明すると、毎年行われていた大食い番組が今年はなかなか放送されなかったのは、昨年の放送で出場者と番組関係者の間でトラブルが生じたからではないかという疑惑が囁かれていたが、無事に9月17日に放送された。が、その後、“魔女”と呼ばれる大食い女王の菅原初代さんが番組について、「スタッフ総入れ替え」と「番組の空気がよくなった」というツイートをしたことで、トラブルが事実であったことが証明されたのである。
ところが、そんな中、当の魔女が10月3日のツイートでトラブルを完全否定。
〈なんで女王戦内部で揉め事があったということにしたいんだろう〉
〈でも揉めたとか荒れたとかはないです。決勝まで行ってすべてを見た私が言うんだから〉
と「トラブルなどなかった」と証言した。
「さらに《女同士の大会だから揉めるはずだ不平不満があるだろうと思われているなら、ザーンネンでしたっ!》ともツイートしています。完全否定ですね。ですが、菅原さんがトラブルがなかったと言っているのは、今年の大会についてなんです。しかも、菅原さんは自身とアンジェラ佐藤さんの間でトラブルがあったと報じられていると思っているようなんです。トラブルがあったのは前の大会で、菅原さんとアンジェラさんの間で問題が起きたとは誰も考えていません」(テレビ誌ライター)
そもそもささやかれているトラブルとは、番組スタッフがある出場選手を優遇し、他の出場者から不満の声が上がったというもの。その出場選手とは複数回の優勝経験を持つルックスもバツグンの人物だ。彼女が有利になるように番組関係者が便宜を図ったと見られているのだ。
「この出場選手は量を食べることはできますが、アゴの力が弱く、ステーキやフライドチキンは苦手。近年の大会はアゴの力を必要とする食べ物がないわけではないですが、減ってきていて、ファンの間では『彼女を有利にするためにスタッフがアゴ力を必要としない食物を選んでいるのではないか』と言われています。彼女はルックスがよく食べ方もきれいなので、番組としては、ぜひとも優勝してほしいはず。ちなみにスタッフが一新された今回、彼女はなぜか出場していません」(前出・テレビ誌ライター)
また、大食いファイターたちが他局の番組に出ることをテレ東のスタッフが快く思っておらず、拘束しようとしたという報道もあった。アメリカのホットドッグ早食い選手権で6連覇を成し遂げたフードファイターの小林尊氏は2017年にツイッターで〈テレビ東京の大食い。プロデューサーたちの圧力。他のテレビ局になかなかでれない現役フードファイターはどんな思いでいるんだろ〉とツイート。疑惑が真実であることを匂わせている。
「ちなみに小林さん自身、大食い番組を放送しているテレビ局に専属契約を要求されたと明かしています。それがイヤで彼は日本を離れ、アメリカで活動するようになったとか」(前出・テレビ誌ライター)
テレ東の大食い番組で起きたトラブルの真相ははたして、いかなるものなのか。大食いファイターたちが自分の“口”で説明する日を待ちたい。