身に覚えのない不貞騒動が原因で人気女優の座を奪われたヒロイン・藤崎紗羅(松本まりか)が、顔と声を変え、別人の矢神亜梨沙(山口紗弥加)として、かつて所属していた芸能事務所「フローライト」のマネージャーとなり、復讐を果たしていくドラマ「ブラックスキャンダル」(日本テレビ系)。
ドラマも終盤となり、亜梨沙による復讐は着々と進み、かつて紗羅の恋人だった勅使河原純矢(安藤政信)に亜梨沙と紗羅が同一人物であることを明かし、2人は結ばれるかと思われていた。
ところが、11月15日放送第7話では亜梨沙の協力者だったはずの阿久津唯菜(松井玲奈)が、純矢との婚約を発表。
11月22日放送の第8話では交通事故に遭った唯菜が包帯だらけの姿で記者会見場に現れ、自分がこうなったのは、亜梨沙と紗羅が同一人物で、自分と純矢の婚約を逆恨みしたことによる結果だと、ウソの話を叫び、複雑な人間関係と虚実が一層絡まり合うことになった。
「ネット上ではこのドラマの中で『誰がいちばんゲスか』で盛り上がっています。純矢はかつて紗羅と交際していましたが、実は『フローライト』の若手マネージャー・水谷(若葉竜也)の女優だった姉と二股交際していたのではないか、さらに水谷の姉をビルの屋上から突き落としたのではないか、など、ネット上では『安藤政信演じる純矢がいちばんゲス』との見方が多いようです」(テレビ誌ライター)
以前は1年に1本ペースで映画出演するだけの“ローペース活動俳優”だった安藤。こうしてドラマにもしばしば出演するようになったのは、14年に結婚し2児の父になったことが関係しているのかもしれない。