杉咲花が、来年1月スタートのテレビドラマ「ハケン占い師アタル」(テレビ朝日系)で主演を務めることがわかった。同ドラマは、「家政婦のミタ」(日本テレビ系)などを手がけた遊川和彦が脚本を務めるという。
「今回、杉咲は他人のあらゆる悩みなどが見えてしまう特殊能力を持った派遣社員を演じます。ドラマでは、そんな一種の占い能力を駆使して、周囲の正社員の悩みを解決していく物語になるとのこと。また脚本は『家政婦のミタ』や『過保護のカホコ』で、斬新なヒロインを描き、大ヒットさせた遊川氏ということで高視聴率が期待されています」(テレビ誌記者)
杉咲は今年、「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)で連続ドラマ初主演を務め、若者から絶大な支持を獲得。そして来年は、「ハケン占い師アタル」で本格コメディに初挑戦となるわけだが、一部では心配の声もあがっているという。
「今回、遊川氏は脚本だけでなく、演出まで担当することになっているんです。彼はもともと、演出家志望で映像業界に飛び込んだものの、AD時代に書いた脚本が評価され、そのまま脚本家になった。なので監督をやりたいという強い思いが捨てきれず、NHKの朝ドラ『純と愛』では、現場まで顔を出し、演出に口出ししていたそうです。しかし彼のあまりの厳しさに、主演の夏菜は撮影中、トイレから出てこられなくなるほど精神的に追い込まれたと告白しています。そのため、新ドラマで正式な演出担当となれば、さらに過酷な現場となることが予想されます。遊川氏の猛烈なしごきに、杉咲のメンタルが耐えられるのか、心配する声も一部であがっているんです」(前出・テレビ誌記者)
はたして遊川氏の演出で、どのような作品が生まれるのか。同ドラマの出演を機に、杉咲は女優としてさらなる進化を遂げるかもしれない。