毎回意気込みだけは一丁前だが、これまでの活躍を見ていればアキレるのも当たり前?
日本ハムの斎藤佑樹が11月30日、球団事務所で契約更改交渉を行い、6年連続のダウン更改となった。
高校時代にはハンカチ王子と呼ばれ、スポットライトを浴びるも、当時の注目度を考えるとプロ生活では拍子抜けな活躍ぶりが続いた斎藤も今年6月でついに30歳を迎える。そんな斎藤の今季は3試合に登板して0勝1敗、防御率7.27で2年ぶりに未勝利に終わっている。そのため、今季推定年俸1830万円からのダウンも納得の成績で、斎藤自身も「結果としてまったく納得のいくシーズンではなかった」と振り返っている。
そんな斎藤は同球団にドラフト1位指名され、チームメイトになる吉田輝星について聞かれると「今までは高校生でしたけど、来季からはチームメートとしてライバルになる。負けないように頑張りたい」とコメント。同じ夏の甲子園のスターになった者同士ということもあって、ライバル心を燃やしているようだ。
しかし、この斎藤の吉田をライバル視した発言に野球ファンからは「むしろ、納得いくシーズンって今まであったか?」「大丈夫、どうせすぐ抜かれるよ。いや、もう抜かれてるよ」「吉田がライバルじゃなくて、吉田含めて選手全員がライバルって言えよ」など、バッシングを浴びる展開となっている。
「昨年入団した早稲田実業高校の後輩でもある清宮幸太郎が入団時には斎藤は『ぼくにとってもいいチャンス。後輩に負けないようにがんばりたい』と意気込みを語っていましたから、他人を気にする前にまず自分をどうにかしなければという思いから、後輩であろうとライバル意識を持つようにしているのかもしれません。しかし、昨年12月には会員制バーの個室で合コンを満喫していたことを報じられたりと、野球以外のニュースで目立つことも増えてきた。今年もそんな様子でオフを過ごしているようであれば、吉田にもすぐ抜かれてしまうでしょう。かつての後輩であり、女性との接触を断っていた現MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平のストイックさを見習ってほしいところですね」(エンタメ誌ライター)
とりあえずは吉田に先輩風を吹かせて悪い影響を与えることだけは避けてもらいたいものだ。
(本多ヒロシ)