腕を差し出すだけで熟練のナースが採血してくれる血液検査。ならば他の検査も同様に、採取してくれるはず──。モテモテの男はそんな“医療行為”を期待していたようだが‥‥。
11月中旬の平日、都内でも有数のオフィス街にある不妊治療専門クリニック。そこで前代未聞の「ハラスメント騒動」が勃発したという。
「一般の方でも何を勘違いしたのか、ナースに協力を求めてくるケースがごくマレにあるそうですが、まさか顔の売れた芸能人がそれを要求するとは‥‥」
クリニックの関係者を絶句させた騒動の主は、今年3月に女優・宮沢りえ(45)と入籍した森田剛(39)だ。まずは受付ロビーで森田と鉢合わせた、クリニックの来院者が証言する。
「当日、午後の診療時間に来院してロビーに座っていました。小柄で痩せた男性が一人で来ているなと思って、よく見たら森田さんだったんです。マスクで顔を隠していましたが、帽子や眼鏡はかけていなかったので、意外とすぐに本人だとわかりました」
このクリニックはオフィスビルの数フロアを占有し、受付までは専用エレベーターの利用が可能。何より患者の「通院しやすさ」を第一に考えた造りになっている。
「芸能人の方もよく来ると聞いていて、だったら安心だろうと思って自分も来院を決めたので、あまり驚きはしなかったです。森田さんは堂々としているというか、変にキョロキョロしたり、顔バレを気にしている様子ではありませんでした」(来院者)
宮沢・森田夫妻の「妊活事情」については、これまでも報じられてきた。今年7月発売の「女性自身」は、都内の有名産婦人科に「極秘通院」する宮沢の姿をスッパ抜いている。スポーツ紙芸能デスクが語る。
「宮沢は、前夫との間に生まれた長女(9)にも愛情を持って接する森田に引かれて再婚を決意したと言われ、実際にその長女も森田を『パパ』と呼んで慕っています。もし子供ができても、連れ子に肩身が狭くなるような思いはさせないはず。そんな安心感もあって、周囲にも『彼の子供が欲しい』と公言するようになったそうです」
また、2人の動向を探ってきた女性誌のジャニーズ担当記者によれば、
「実は入籍する前から、2人は妊活に励んでいました。宮沢はこの2年ほどは肉体的に負担の大きなテレビドラマは避け、映画やCMの仕事をメインにこなしてきました。昨年の秋に、宮沢が舞台を降板した際には、妊娠説が飛び交いましたが、結局はガセ情報だった」
芸能界では昨年8月、女優の加藤貴子(48)が、現在の宮沢より1つ上の46歳にして第2子を出産している。私も愛する森田の子供を──というのは当然の願いだろう。