「妊活は女性だけでなく、パートナーも一緒に取り組むもの。宮沢は森田にも万全を期してほしい、そんな気持ちでいるようです」(スポーツ紙芸能デスク)
そんな宮沢の真剣な思いをよそに、森田はくだんのクリニックでとんでもない“醜態”をさらしていた。
複数のクリニック関係者の証言を総合して、その行状の一部始終を再現すれば──。
森田が受付から通されたのは、パーテーションで区切られたスペース。森田1人に対して女性看護師2人がつき、精液内の精子の濃度(1ミリリットルあたりの精子数)や運動率(動いている精子の割合)を調べるための「精子検査」の説明を始める。
そしてナースとのやりとりから、森田は宮沢に勧められて来院したことが明らかになる。
「そのクリニックでは、検査の結果しだいでは、体外受精や、より高度な技術を要する顕微授精を提案されることもあります」(来院者)
重要な話をしている最中、森田は女性看護師に向かっておもむろにこう言い放ったという。
「これは誰かに出してもらえるんですか?」
看護師はその言葉の意味が理解できなかったのか、
「はい?」
と問い返す。すると森田は、さも当然であるかのように、
「これは誰かがやってくれるんでしょ?」
悪びれもせず「手コキ」を要求したというのだ。はたから見れば明らかなセクハラ発言だが、思い違いをしているフシもある。そこで看護師は、事務的にキッパリとこう告げる。
「ここは病院です。精液を採取するルーム内にはDVDと雑誌があるので、ご自分でやってください」
だが、森田は返す刀で、
「たいていの女は喜ぶのに‥‥」
と軽口を叩いたというのだ。これまでに別のクリニックで禁断のサービスを受けたのか、それともナースを自分のファンか何かと勘違いしたのか。その発言の真意は不明だが、このやり取りの最中、森田はずっとマスクをつけたまま。表情全体がうかがい知れないだけに、よけいぶしつけに映ったのかもしれない。
「スタッフにはもちろん守秘義務がありますが、他の患者さんの耳にも入っていたかもしれません。あまりにあきれた態度だったので、ある種の笑い話としてすっかりクリニック内に広まってしまいました。人の口に戸は立てられませんからね。ちなみに、検査の結果ですが、精子量が自然妊娠に必要な基準値の2倍だったそうですよ」(クリニック関係者)
この過剰な精力で愛妻を喜ばせ、待つは吉報のみ!